多発性硬化症、神経性難病患者会『大阪MS/NMOコムラード』

・大阪で多発性硬化症をメインとして神経性難病の患者団体の運営をやっております。
・年4回、多彩なゲストをお呼びして医療イベント等を開催しておりまして、自らは、根っからの音楽好きで、弾き語りもしております。
・『生活』全般の情報の提供にも力を注いでおります。

先日の大阪北部地震 そして今回の豪雨で思う事・・

だから 特別の感覚でも無く、一般論での意見です。


難病の方達の中には 適切な治療が受けられず(病院側の知識不足などの理由)、結果的に障害を持っておられる方がたくさんおられます。
今回 数人の方からご連絡を頂きました。ある方・・(電動車いすを利用されている。)


大阪地震の時、震源地付近にお住まいなので 直撃!道路は ひび割れ、避難勧告が出たが、近所の非難所に行くにも 坂道があり どうしようもできない。これは ダメかも?頭によぎったそうだ。幸運にも その後の余震が大したことが無くて、事なきを得られたが、家の中は大変だったそうだが、しかし、、それで済んだ。


行政主導での 避難時マニュアル的なものは 何もなかったそうだ。その事は地域住民の危機意識不足、連携シュミレーションなどなど、全て行政側に非があるとは言わないが、
例えば、、ここで持ち出すのもおかしいかもしれないが、地域包括システム、、
国が推進している、所謂、65歳以上になった方達の医療に関して(65になったら障がい者というくくりから介護保険が優先される→医療費節約の為?)の、システムだ。


読んで 字のごとく、地域で包括的にサポートしていく、、つまり ざっくり書くと、個人を廻りで見守りながら、複数でケアしていく。そんな システム。しかし、先日発表された その検証では・・・・
■地域包括ケアシステムで求められる、情報共有や業務協力などの実践スキルが「できていない」と評価された介護職は約7割に及ぶ-。そんな実態が、シルバーサービス振興会が6月29日に公表した、「介護プロフェッショナルキャリア段位制度」に取り組む介護職のOJT開始前の評価(期首評価)データの分析から明らかになった。
振興会は、国が推進する施策と現場の実情に乖離があると指摘。

とにかく、このシステムの現実性に欠ける事は、私は指摘していたが、案の定だ。


さらに 追い打ちが今回の豪雨だ。動けない。、、結局は身内の力を借りなければ、
生き残れない。非難指定されているところの劣悪な環境、、でも 生きなければいけない。何かしら、、自分の命は自分でしか守れない社会って、、どうなんや!?


一方 国の実態は どうでしょ?ぐるぐる回っているお金、特権の乱用(これもお金)、
少しでも人、物に充当し、ケアする方向に行く気はないのか?何故 こんな事になってしまったのか?考えれば 考えるほど 人にやさしい社会から 離れていく。
今時、、、不正入学って、、、あり得ない!!!!!!国民は 怒っています。