多発性硬化症、神経性難病患者会『大阪MS/NMOコムラード』

・大阪で多発性硬化症をメインとして神経性難病の患者団体の運営をやっております。
・年4回、多彩なゲストをお呼びして医療イベント等を開催しておりまして、自らは、根っからの音楽好きで、弾き語りもしております。
・『生活』全般の情報の提供にも力を注いでおります。

共働!

一昨日は いつものスタジオで他団体主催の収録がありました。
当会もお手伝いさせて頂きまして、少し ご挨拶をさせて頂きました。

約2時間のビデオ編集は当会がさせて頂きますが、、


昔、、そうですね~、1997~8年頃でしたか、『楽天市場』が世に出て、(当時↓)

この大阪でも大阪市の公金が入って それにあやかり 所謂『仮想モール』の運営が始まりました。委託されているのは民間企業で、我々中小企業の経営者連中を集めて『異業種参入・連携ビジネスの時代!』、、そんなキャッチコピーで毎月 勉強会を開いていました。
確か、そういうプロジェクトを大阪市が進めていたかと思います。


当時 日本で最初のインターネット喫茶なるものも出来、そのビジネスについても30人ぐらいで議論をしたりして、、とにかく、「何かが変わっている!この変化について行かなくては!!」そんな思いの経営者達が熱い議論を交わす場がありました。私も創世記のメンバーで、毎月出席をしておりました。それから四半世紀経ってしまいましたが、、


今思うと 分岐点みたいなのが その頃だったように思います。


我々の活動にも そんな『点』が、この新型コロナ渦であります今と思っておりまして、
勿論、「患者会の必要性」に関して 今の時代ですから、、疑問を抱く方も多いですが、
必要とされる方々も多いのも事実です。どう言いますか、、患者会をビジネスツールとして捉えている企業(NPO)も少なくないようで、現に私達の病気の団体にも そういうのはあります。


良し悪しは別として、結果的に社会に貢献できればツール選択は自由と思います。


他方、そうではなくて、社会貢献が出発点になっている 大小の患者会の運営が危機に晒されていいるのが『今』と思っております。後継者問題や、運営者の高齢化、、等々 
解決されない、そして継続されてきた諸問題が このコロナ渦で顕著化されてきまして、休眠状態の患者会もたくさん出てきております。


経済活動では無いものの、団体運営も それなりのセンスが必要と思っておりまして、
そのセンスがある人達と それが難しい団体との共働は不可欠の時代になってきていると思っております。個別団体を横断するような自然な集合体ができれば、さらなる社会貢献ができる集団になり得る事は 自明の事と考えています。


そのような考えのもとでの 今回の連携作業は大変意義のあるものでして、今後も連携団体を増やしながら 継続していきたいと思っております。


皆さん、今日も一日 良い日にしましょう!