先日、歩道に面した建築現場、、ふと　見上げると柱に付けてある四角い金物、
ココを鉄骨鳶さんとかが上る。下の方にも　柱には取付用受け金物が溶接してあり、
簡単に脱着ができる。鉄骨工事では不可欠な便利なものである。
昔は鉄筋やボルトを溶接していた、、勿論　使いまわしは出来なくて、使用後は切断、ハンマーで曲げたりしていた。手間もかかるし、安全面にも問題はあった。

この脱着式金物、、実は　知り合いの鉄骨屋の社長が特許を取った品物で、
ご自身が現場で昔から不便さを感じていて考えられた。それが３５年ぐらい前なので、
特許権利は期限が過ぎているんだろうが、付き合っている頃は儲けていた。アウディなんか乗ったりしてた。その頃は権威の象徴はベンツでしたが（笑）、何故か彼は違ってた。

その彼、４０歳位で亡くなった、、若すぎる死でした。しかし、その特許があったので
残された家族は、息子さんもスムーズに後継になり　金物メーカー的な会社になった。
所謂、、トラの皮を残した、と言うんですかね～

久しぶりに　この金物、目の前で見たので思い出しました。
素朴な発想から　思いがけないビジネスに繋がる、、でも　行動力が伴わなければダメでしょうけどね。

建築現場付近を通られたらチラッと見て下さい、、ちょくちょくありますよ。

さぁ　今日は役所との応接なので、用意でもしますかな、、
一日　のんびり　いきましょう！！